突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症61〜74日目】上頸神経節ブロック注射と高濃度ビタミンC点滴とGW

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   GWが近づいて来ました。間の悪い女やから、このタイミングでGWが来たのか、運良く、治療2ヶ月目でGWが来たのか( ´ - ` ).。oO

とりあえず、なるべく何もしない日が無い様に、注射と点滴を組み合わせることにしました。

 

61日目 上頸神経節ブロック注射 26本目、高濃度ビタミンC点滴 2回目
62日目 治療お休み(身体を休める日)
63日目 上頸神経節ブロック注射 27本目、28本目
64日目 上頸神経節ブロック注射 29本目
65〜66日目 ペインクリニック、内科共お休み
67日目 上頸神経節ブロック注射 30本目、31本目
68日目 高濃度ビタミンC点滴3回目
69〜72日目 ペインクリニック、内科共お休み
73日目 高濃度ビタミンC点滴4回目
74日目上頸神経節ブロック注射 32本目、33本目

74日目にして、やっとGWが終わり、ブロック注射をして貰えました。こうやって、文字にして並べてみると、沢山行った感が出ますね(*´ー`*)GWを挟んで、治療を休んでいるので、実際にはいつもより通院数は、少なくなっています。

聴力が変化しているうちに、という思いがあります。

休める環境   

ゴールデンウィーク中は、どこへ行ってもいっぱいだし、今まで通院で出ずっぱりだったので、久しぶりに、家でゆっくりしました。
発症してから2ヶ月、必死に病院へ通っていましたが、このGWは自動的にお休みになり、結果的に身体を休ませることになり、焦ったわりには、実はその方が、良かったのかもしれません。

   GW前には、こんなに長く、上頸神経節ブロック注射を休んで大丈夫か、もの凄く不安でしたが、病院をお休みしている間にも、ジワリジワリと聴力は、上がっているようでした。最初はそんなに意識していなかったのですが、片道約1時間半〜2時間の通院で、疲れが溜まっていたようです。ゆっくり休めて、体が楽に、精神的にもリラックス出来ました。

高濃度ビタミンCの効果は?

   聴力に効果があったのかは、わかりませんが、確実に、

  • 美白効果
  • 肌の柔らかさ
  • 肌のきめ細やかさ
  • 血管のしなやかさ

は、UPしていました。

ビックリしました、いい意味で(´⊙ω⊙`)!4回しか行っていないのに、こんなに効果が出て、美容でもてはやされるのも、納得です。ちなみにシワは変わりませんでした(^◇^;)

でも、見た目が変わったということは、臓器に影響があったから、変わったのでしょうね。入院して、10日間連続で高濃度ビタミンC点滴と、上頸神経節ブロック注射をしていたとしたら、治療成績が良かったのも、うなづける気がします。
今更ですが、もうしばらくは、高濃度ビタミンC点滴、続けようと思います。
内耳にも良い影響が出るように、期待します。

 

   GW中は、ヒマさえあれば聴力検査アプリで、聴力を測っていました。トイレに立て籠もっても、クローゼットに隠れても、猫ズにバレてしまい、ドアをガシガシされたり、開けろと騒ぐので、なかなか静かに検査出来ませんでしたが(~_~;)

寝るのは大事

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寝るのは大事

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信頼出来る先生はどこに‥

突発性難聴を発症してからの私の場合ですが‥

①救急病院で診察

(一般的には、ご近所の病院で診察)

②救急病院で診察、入院

(一般的には、総合病院や大学病院で治療や入院でしょうか)

③お薬のみで、基本もうできる事は無いと言われる

(先生、病院により、引き続きの薬物治療、ブロック注射、高圧酸素治療等に進む)

④自分で治療法を探す

ドクターショッピング

と言う流れでした。

   入院していた病院と、大学病院の先生に、出来る事はもうないと言われて、大学病院は、医療の最先端、最高峰だと思っていたのに、そこの先生に、もうできる事はありません、と言われて絶望しました。

   治療方法を探す歩みはゆっくりで、検索すると、30年も40年も前のデータや論文が、1番上に出て来たりもします。。

   ドクターショッピングになってしまった時に、他の病院にもかかっている、というのはとても言いにくく、黙って2つ通っていました。

私は、救急病院→大学病院→ペインクリニックと来て、今は、ペインクリニックと内科の2つの病院に通っています。

入院していた救急病院には、月1回、定期検査に行きます。先生には、ペインクリニックと内科にかかっている事は、言いにくくて、黙っている予定です。信頼関係も築けていないし、先生に会いに行くと言うよりは、聴力検査に行く感覚でしょうか。

   私の入院していた病院の先生は、全く突発性難聴の治療に対して積極的でなく、病院の方針の、ステロイド治療、高圧酸素治療、薬物治療の3つ以外には、否定的です。

   治療方法が無い病気でも、もう少し、別の言い方、心のケアを多少なりともしてくれる先生なら、信頼する気持ちも持てたかもしれませんが、ダメですね。

治療に積極的な病院、一緒に治療を進める姿勢のある先生を選ぶこと、賢い患者になることは、早急に治療をしたい突発性難聴には、凄く大切なことだと思います。

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聴力固定の時期は決まっているのだろうか?

   一般的に、1〜3ヶ月で聴力が固定すると書いてあり、病院の先生からも、その様に聞いています。

   もう出来ることは無いと言われてしまった、私のような彷徨う患者の場合は、転院したり、鍼灸院に通うしかなく、病院は、長期でデータを集められないのではないでしょうか?

   総合病院や、大学病院の聴力回復のデータは、発症から1〜3ヶ月位迄のデータが多く、その後の患者全員の、長期のデータ、全容は、わからないままではないかと想像します。

   何が言いたいのかと申しますと、諦めないための、理由が欲しいのですが、時間が経っても、少しずつでも回復している人のことを、大病院は把握していないと思うので、先生も1〜3ヶ月で固定するとか、患者が落胆するんだから、簡単に言わないで欲しいと思うわけですd( ̄  ̄)オラ

病態も個々人で違い、回復過程もバラバラで、何よりも、まだこの分野は未解明であることに、希望を持つしかありませんが‥。

   去年か一昨年位に、NHKサイエンスZEROで放送されていたのですが、高齢になると脳細胞は減り、新しい脳細胞は生まれないという定義が、歳をとっても生み出すことが出来るという発見があった、という内容で、脳は常に回路を組み直していて、使い方次第では回路を充実させ、新しい脳細胞が新しく生まれ、増やせるそうです。

   危険から身を守る上で、耳も大切な臓器なので、今の常識では、有毛細胞は、再生しないことになっていますが、実は再生する、ということにならないかなと脳細胞に置き換えて考えていました。。

明日は、いよいよ退院2ヶ月後の検診です。聴力、前よりはマシになっているような?でも気のせいかもだし、数値で見ないとわかりませんね‥。