【発症60日目】高濃度ビタミンC点滴を試してみました

   ペインクリニックが６連休になる事に気がついて、こんなに長く上頸神経節ブロック注射を休んだことがないので、心配でなりません(￣д￣;)更に詳しく書くと、

２連休→１日診察日→６連休

という組み合わせです。

貴重な、GW休みの中日、この１日だけの診察日には、ペインクリニックに午前、午後と２本、上頸神経節ブロック注射をして貰うとして、その前後のペインクリニックのお休みには、高濃度ビタミンC点滴を受けたいと思います。

   GW目前、高濃度ビタミンC点滴をしている病院を探してみました。

   治療費が高額になってしまう、美容外科、皮膚科は除外して、内科、耳鼻科で探してみます。すると、高濃度ビタミンC点滴の、12.5gと25gの設定がある、内科を見つけました。

車で40分程の距離です。

早速電話で問い合わせてみます。

   ２ヶ月前に突発性難聴を発症し、入院していたこと、上頸神経節ブロック注射で治療中で、並行して高濃度ビタミンC点滴を試したいことを説明しました。

耳鼻科ではないので、何とも言えませんが、先生がお話を伺うので、とりあえずお越し下さいとのことでした。

高濃度ビタミンC点滴治療の記事です⬇️

突発性難聴に年3～4万人、「普通の人」も襲う病気の厄介な実態 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン

行ってみると、まだ新しい、綺麗な建物で、内科ですが、美容目的や病気予防でも、患者さんが訪ねていそうな雰囲気でした。診察室に通されてみると、美人の女医さんです。

私「先生、ネットで見つけた治療法で、突発性難聴の患者さんに、高濃度ビタミンC点滴をして、その後の成績が良かった様なので、試したいのですが。」

先生の目が、まん丸になりました。

先生「それは何？初めて聞いたけど、効果あるのかな？」

私「高濃度ビタミンC点滴20gを10日間して、その後ビタミンCを30日間飲み続けるらしいです。」

先生「へー！そうなの？」

凄く驚かれてしまいました汗。

先生「うちは、美容目的と、ガン治療で、ビタミンCの量が変わるんやけど、突発性難聴で、ビタミンCの点滴をしたいと言われたのは初めてやわ！」

そうですか‥。

先生「効果が出るか、わからないけれど、ビタミンC点滴やりますか？」

私「発症して２ヶ月で、効果があるかわかりませんが、お願いします。」

断られなくて良かった。。

   その時は先生に断わられるかと、ドキドキでしたが、今から思うと美容目的で点滴される量なので、問題なかったのかもしれません。

先生「今日は12.5gにしましょう。20gは無くて、12.5gか25gになりますから、どちらか選んで下さい。25gになると、検査を受けて貰って、結果次第では、25gは受けて貰えませんが、大抵は大丈夫ですよ。」

この時先生から受けて下さいと言われたのが、

G6PD活性の測定（G6PDスクリーニング検査）でした。

G6PD活性の測定（G6PDスクリーニング検査）

遺伝的なG6PD欠損症の方は、ビタミンC点滴療法で溶血(血球が壊れてしまう現象)が起こるので治療ができません。
G6PD欠損症（グルコース6リン酸脱水素酸素欠損症）とは、赤血球にあるG6PDという酵素の欠損により、溶血（赤血球が破壊される） が起こる病気です。数千人に1人といわれている先天性遺伝性疾患です。遺伝性G6PD欠損症の方に、大量のビタミンCの点滴をして血中のビタミンC濃度が上がると、重症の溶血性貧血を起こすことがあります。このような合併症を防ぐため、高濃度ビタミンC点滴を施術される方は、G6PDの検査を受け、安全に点滴できるかを調べる必要があります。

先生「心臓、腎臓の病気で治療はされてませんか？」

私「はい、今のところしていません。」

基本的に日常の制限はなく受けられる高濃度ビタミンC点滴ですが、前日に大量の飲酒をおこなった方や、G6PD欠損症の方、活動型心不全の方、腎不全の方は高濃度ビタミンC点滴療法をすることができません。

この日は、血液検査とG6PD活性の測定（G6PDスクリーニング検査）をして貰い、次回検査結果を見て、ビタミンCの量を12.5g→25gに増やすことになりました。

先生「ビタミンC点滴を10日連続でしたいの？」

また、先生の目がまん丸になってしまいましたが、

先生「ガン治療では、血液中のビタミンCの濃度を測るのに、血中ビタミンC測定の検査をするけど、突発性難聴の治療には、どれくらいの濃度が必要なんやろ？」

今度は、私の目がまん丸です。

私「濃度ですか(・・?)？？ネットで、20gを10日間入院点滴、という情報でしたが‥‥。」

先生「私も、突発性難聴にビタミンC点滴って初めて聞いたから、どうなんやろね？」

私「どうなんでしょうね？」

いやいや、先生にわからんもん、私もわかりません、と心の声。

先生にもビタミンCの量は、検討もつかないと言われてしまいましたが。。

   GWにも入るし、10日連続は無理ですが、なるべく内科の診察日には行き、間隔を開けずに、ビタミンC点滴、25gをしてみることにしました。

高濃度ビタミンC点滴治療当日に気を付けること

• 一回の点滴にかかる時間は？

ビタミンCの量によって点滴時間は変わります。約1時間〜2時間ほどです。→今回の12.5gでは、約40分でした。

• 点滴当日の食事制限は？

高濃度ビタミンC点滴を受ける前夜や当日、点滴を受けた後の食事制限は一切ありません。また、空腹状態や脱水状態で点滴を受けると頭痛や吐き気を伴うことがありますので、点滴前には食事を抜かないでください。→空腹で受けたら吐き気が出ましたので、点滴前に軽くパンなどを食べて、空腹状態は避けています。

• 点滴当日の運動に制限はある？

点滴前夜や点滴当日の点滴前、点滴後ともに、運動の制限はありません。

• 点滴当日のお風呂は入れる？

入浴も特に制限はなく、普段通り入浴してもらえますが、熱いお湯での長時間の入浴は体に負担がかかるため控えるようにしてください。通常通りの入浴やシャワーは可能です。

点滴中に起こりうる症状は？

血管痛
点滴の滴下速度によって、血管痛が出る場合があります。点滴中痛いと感じたら、すぐに滴下速度の調節を申し出ましょう。→痛い時があり、看護師さんを呼んで調節して貰います。ゆっくりにして貰うと痛くないのですが、点滴がなかなか終わりません。冷蔵庫からビタミンCを出したてで、冷えた状態でも痛みが出るようで、点滴の予約時間に合わせて常温にもどしたり、温めて下さってます。

のどが渇く
高濃度ビタミンC点滴は、利尿作用が強いためトイレが近くなり、喉が渇きます。飲み物を持参して、適度にのどの渇きを潤しましょう。→横にペットボトルを置いてすぐ飲める状態にしています。すごく喉が渇きます！

眠気、頭がボーっとする
ビタミンCの抗ヒスタミン作用で、眠気や頭がボーっとすることがあります。このような症状が現れた場合は、点滴終了後すぐに帰宅せず、少し休んでから帰宅しましょう。

低血糖

お腹が減った状態で高濃度ビタミンC点滴を受けると、低血糖を引き起こす可能性があります。食事を摂ってから点滴を受けるようにしましょう。

高濃度ビタミンC点滴中に気を付けること

排尿をしっかりする

点滴中は、ビタミンCの利尿作用でトイレが近くなります。

水分補給を意識的にする

点滴中は、のどが渇きやすいですが、のどが渇いたと実感しなくても水やスポーツドリンクなどの水分を持参し、こまめに水分補給をおこなってください。

- 高濃度ビタミンＣ点滴療法学会

   ここからは、上頸神経節ブロック注射と高濃度ビタミンC点滴を並行してやって行きます。

両方、自由診療なので、家計と、私の通帳への圧迫が凄いです(＞人＜;)

高濃度ビタミンC点滴

12.5g 8,000円・25g 10,000円

GW明けに、退院2ヶ月目の聴力検査があります。治療の効果が出て欲しいです。