突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症51日目】突発性難聴と気象病

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今日は日曜日で、上頸神経節ブロック注射はお休みです。昨日はぐったりで、病院に行けなかったので、注射を3日間受けられず、血行が悪くならないか、聴力が落ちないか、左耳も発症しないか、心配で昨日は寝込んでいました(-_-;)

朝起きて、閉塞感と耳鳴りがいつもよりひどいので、カーテンを開けて空を見ると、曇り空。

やっぱりお天気悪いのかと納得。

お天気が悪いと、なぜか耳の閉塞感と耳鳴りが酷くなります。

耳の中と周りが、ブヨブヨむくんでいるのと、関係している気がしてなりません(。-_-。)   

突発性難聴を発症してから、耳鳴りと聴覚過敏と閉塞感が、辛かったのですが、聴覚過敏は、随分と治って来ました。食器が当たる音や、子供の叫ぶ声が響くのは、ほぼ大丈夫になっています。

ただ、大きな音は苦手で、ドアがバタンと閉まったり、誰かが物が落としたり、視界から外れた所で発生する、突然の音には、心臓が飛び出そうな位ビックリしてしまいます。片耳だけ、音が増強されて聞こえているのでしょうか?他の人はそんなに驚いてなさそうです。

    低気圧が近づいてくると、更に調子が悪くなることについて、調べてみましたら、多くの人が悩んでいる症状で『天気痛』とか『気象病』と呼ばれていることがわかりました。

気象病の症状は大きく分けて2つ

◆検査しても特段原因が見つからない、偏頭痛、めまい、倦怠感、など。

普段から自律神経が乱れがちな人に、症状が出やすいそうです。

◆持病が悪化する、関節痛、神経痛、古傷の痛み、など。

痛みを伴うものは特に「天気痛」と呼ばれているそうです。

鬱(うつ)や不安症
など。

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気象病はなぜ起こってしまうのでしょうか?

「気象病とは何か」(視点・論点) | 視点・論点 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室

気象病の原因は、気圧、気温、湿度変化で、気圧の変化は急なほど、症状が強くなるそうです。

主に不調が出るのは、気圧が大きく上がったり、下がったりする時が多いようです。

昔、交通事故で、むち打ちになったことがあり、低気圧が近づいて来ると、頭痛、首の痛み、吐き気が、出ていたので、気圧の変化が関係していたことに、すごく納得しました。

◆脳の混乱が原因

 気圧の変化が気象病を引き起こすのは、「内耳にある“気圧センサー”からの情報に、体が適切な対応をできないから」という仮説で研究が進められているそうです。

   体の平衡感覚をつかさどる内耳には、気圧の変化を感知し、脳に信号を送るセンサーがあるとされています。

   確かに新幹線や、飛行機、トンネルや高層階エレベーターなど、気圧が変わると、耳に圧迫感が出たり、唾をのむと治ったりします。信号を受けた脳が、気圧の変化に対応するよう、指令を出しているのでしょうか。

   交通事故のむち打ちは治っていたのに、突発性難聴を発症してから、低気圧が近づくと、閉塞感や耳鳴りがキツくなるのは、『内耳』に傷害がある、感音性難聴だからでしょうか。うまく調節出来なくなってしまったのでしょうね。

気圧の変化と自律神経と気象病

気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化します。
自律神経系には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経→血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。
副交感神経→血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。
内耳で気圧変化を感じると、センサーでキャッチした情報が脳へ送られ、自律神経系を活性化させます。
交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまいます。
内耳が気圧の変化に敏感すぎると、少しの変化でも、過剰に脳に情報が伝わり、交感神経と副交感神経のバランスが、崩れてしまいます。

交感神経が活発になると、頭痛などの痛みを感じやすくなり、副交感神経が活発になると、だるくなったり眠くなったりするそうです。

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出典天気の変化で不調を感じる「気象病」 対処法は|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

めまいの改善にも、「市販の酔い止め薬」が効果があるそうです。

「酔い止め薬には内耳の血流を改善し、内耳神経の興奮を鎮める効果があります。」

   今は閉塞感と耳鳴りが出ていますが、上頸神経節ブロック注射の為に、入院していた病院処方の、血流改善のお薬は飲めません。めまいは治ったとはいえ、急に立ち上がったり、振り向いたりすると、ふわふわして吐き気が一瞬出るので、内耳の血流が改善するのなら、試してみたい気はします。気象病の人は、耳の血流が悪い傾向にあるそうです。

   猫と遊ぶのに、猫のおもちゃを持って、前は15回転位回っていましたが、突発性難聴を発症してからは、1回回っただけで目が回り、吐きそうになります(ノ_<)耳の奥で何が起こってるんでしょうか。

それにしても気象病でも『自律神経』のバランスが関係していて、驚きました。

『自律神経』と入力しただけで、食事、飲み物、ツボ、運動、呼吸、薬、などなどワードがズラリと出て来ます。

沢山検索している人がいて、気をつけている人が多いんだなぁと思います。

規則正しい食事に、適度な運動、リラックスできること、ストレスを溜め込まないこと。よく笑うこと。

前の私には出来ていたかもしれません。発症した時は、かけ離れた生活でした(>人<;)

   余談ですが、近の良かったことは、綿棒で耳掃除が出来るようになりました。

1ヶ月前は、音も聞こえず、耳の内側の感覚もなく、綿棒の位置がわからなくて、恐々掃除していました。今は、ゴソゴソと、微かに聞こえる音と、綿棒の感触もわかるようになって来たので、耳掃除が出来ます!

発症した時より、ほんの少し、むくみがマシになり、それが感覚とイコールなのかはわかりません。むくみがなくなったら、聞こえも回復してくれればな、と願います。無理かな?

何か今日は、えらく長くなってしまいました。ついブツブツと弱音ばかりですみません(>人<;)