突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症35日目】治療法の順番?

f:id:sasa-oto:20180818203751j:image

今日の午前中は、ペインクリニックです。
上頸神経節ブロック注射5回目。

先生に聞こえ出した事を報告したら「良かったなぁ!引き続きがんばろな。」と言っていただきました(*´ー`*)

先生のお話によると、ペインクリニックに来る人は、入院をしたあと、いくつか病院を回り、発症して時間が経ってから来る人が多いので、あなたの場合も、大分時間が経ってしまっているけれど、早いうちに反応があったのは良いことで、いつまでも反応が無いと、予後も良くないそうです。
「もうちょっと、はよ(早く)来てくれたらなぁ。」

と、ポツリとおっしゃってましたが、先生、私も、もっと早く来たかったです(T-T)

 

上頸神経節ブロック注射をしている最中に、聞こえ出す人もいるそうで、自分にも、そんなことが起こって欲しいけれど、人生史上、がんばって願うと叶わないことがほとんどなんだよなぁ。聞こえるようになるとか、夢のよう(*´ー`*)

 

突発性難聴を発症したら、初期治療は
と、治療ガイドラインから、どこの病院でもこの2つをまず始めるのが、スタンダードですが、投薬治療の中で、血行を良くするお薬を飲んでしまうと、ペインクリニックの、上頸神経節ブロック注射を、2日間受けることが出来ません。決定的な治療方法が無く、スタンダードのステロイド点滴治療でさえも、賛否両論という、ショックな事実があります。

 

勉強不足や、古いまんまの知識で治療をしている耳鼻咽喉科に行ってしまったら、発症から1秒でも早く、治療を始めなければいけなく、時間との戦いの疾患なのに、しばらく様子を見ましょう、とか言われてしまう恐れもあります。

入院していた病院の先生も、星状神経節ブロック注射と、鼓室内ステロイド注射には、否定的でしたので、他の病院へ紹介のお願いとか、言い出せない雰囲気で、相談も出来ませんでした。でも賢い患者としての心得があれば、他の方法もあったのかもしれません。

f:id:sasa-oto:20180820020618j:image

私は、高気圧酸素治療もしていましたので、11日間入院していましたが、最初から上頸神経節ブロック注射、もしくは星状神経節ブロック注射の知識があれば、聴力の回復過程も違うものになっていたかもしれません。何が良かったのかは、今となってはわかりませんが、、
治療の順番は‥入院せずに、
  1. 上頸(星状)神経節ブロック注射
  2. ステロイド点滴
  3. 高気圧酸素治療
  4. 投薬治療

が、自分には良かったのではないかと思っています。

私は発症時点で、平均聴力が100dBで、スケールアウトしていたのと、お仕事休職中で、入院が可能でしたので、入院しました。高気圧酸素治療と、入院がセットになっていたのもあります。ただ、探せば通院で高気圧酸素治療が出来る病院もあります。

最初の平均聴力が軽度難聴くらいなら、通院でステロイド点滴治療をされる方も多いようです。会社を休めない状況の方もいらっしゃいますよね。

ストレスが原因で、発症したと思われる方のブログを読ませて頂くと、入院して聴力が戻ったけれど、退院して出社初日に、また聴力が下がってしまった、とありました。

入院すると、仕事から離れ、静かな環境で、ゆっくり休むことが出来ます。

私は、知識も全く無くて、慌てて入院しましたが、ご自分の状況に合わせての、治療の順番を決めること、入院か通院か、病院選び、とても大切かと思います。

原因は千差万別の突発性難聴症候群なので、あくまで、めまいがほとんど無く、血の巡りが良くないことが原因だと思っている、私の右耳の場合の治療の順番ですが。。。

私は、鼓室内ステロイド療法や、星状神経節ブロック注射に対して、主治医が否定的で、チラッと相談しかけた時に「そんな、ネットで仕入れた知識で、実際、やっている病院も少ないのに、やめておいた方がいい」というような事を言われて

ひるんでしまいました(;´д`)

しかし、入院中に治療の効果が、思っているように出ない場合、先を見越して次に出来ることの、準備をしておいた方が、良かったと思うのです。私はネット検索で、思うように治療法を見つけることが出来ず、ペインクリニックに辿り着くまで、時間がかかり過ぎました。

先生には、面倒な患者だなぁ、と思われるかもしれませんが、患者側としても、心得をしっかり持っておいた方が、先生ともしっかりとお話が出来て、より良い選択が出来たのではなかったかと思っています。

病院の上手な選び方、かかり方のポイント

 

◎このブログについて

このブログは日記を元に、突発性難聴を発症した時に遡って書いているのと、発症から約6ヶ月後の今、体験したり調べたり後悔していることを、併せて書いています。