【発症23日目】鍼灸院2回目 内・外 有毛細胞のはたらき
今日は、鍼治療2回目です。自宅から車で20分程の距離なので、まだ通いやすいです。今回から初診料がかからないので、1回5,500円ほどです。
先生もデータを取りたいとのことで、入院時の聴力検査のコピーをお渡ししました。
鍼治療で、良くなっている方もいらっしゃるので、がんばってね、とお声がけいただきましたが、実感がまだ無いので、希望は持てずにいます(´-`).。oO
何せ、入院中も、4日毎に測定してもらった聴力検査結果が、平均聴力100dB→95dB→90dBですし、未だに全く聞こえません。
先生いわく、鍼治療だと、劇的というより、少しずつ上がって行く人が多いそうで、性急に諦めることはないよとのことでした(。-_-。)
今日もめちゃ痛くて、やっぱり鍼は苦手かなぁと思います。
どういう仕組みで耳が聞こえるんだろうと思い、探してみました。
人体は全てスゴいですよね。
有毛細胞の画像見ると、ス、スゴい(・・;)です。
※内耳の中に、蝸牛という部分がありますが、その中に有毛細胞(内有毛細胞は1列に整列、外有毛細 胞は3列に並んでいるのが特徴)という音を感じ取る細胞があります。
【参考】抜粋しました。jstageから。
有毛細胞の働き
三列に並ぶ外有毛細胞の役割とその分子構造
(鹿児島大学大学院理工学研究科)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/73/10/73_662/_pdf/-char/ja
ヒトの耳の模式図↓
内耳には,内有毛細胞と外有毛細胞と呼ばれる2種類の感覚細胞が存在する。内有毛細胞はおよそ 4,000 個存在し,一列に整列している。
一方で外有毛細 胞は規則正しく三列に並んでいるのが特徴であり, そのためその数は12,000 個におよぶ。
音が外耳道を通り,鼓膜,耳小骨連鎖を介して内耳へと伝わる。
蝸牛の入口周辺の有毛細胞が、一番高い周波数【20,000Hz位】を担当し、奥に向かうほど、低い周波数を担当しており、一番奥の、渦巻きの中心部分近くの有毛細胞は、低い周波数【50Hz位】の音を担当しています。
音は、周波数の高低にかかわらず、蝸牛の入口から入ってくるので、入口に近い有毛細胞程、あらゆる音にさらされ、長い時間が経つにつれ、ダメージを受けてしまうことになります。
入口近くの有毛細胞は、高い周波数の音【20,000Hz位】を担当しているので、年齢を重ねるとともに、高い周波数の音が聞こえにくくなってくるのです。
深夜にお店の前などにたむろする若者たちに、不快音を聞かせ、退散させるため、2005年にイギリスで開発された「モスキート音」ご存知ですか?高い周波数なので、若者にしか聞こえないのですよね。
こちらは退院時のオージオグラムです。
私の聴力は谷型なので、蝸牛の真ん中辺りが特にダメージを受けているのかしら?と思いつつ、オージオグラムを眺めています。
次の聴力検査はまだ先ですが、少しずつでも良くなりますように。