突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症21日目】聴覚過敏

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今日も、調べもの中心で、家に居ます。退院して、病院に行く以外は、家にこもってばかりなので、友人がお茶に誘ってくれました。

 

入院していた時に、友人がお見舞いに来てくれましたが、談話室で話している時に、子供の騒いでいる声が、頭に響いて辛くなり、その場から退散した事がありました。
お茶には行きたいけれど、人混みに行くことは、大丈夫なのか?
あの、頭に響く状態は、その後どうなっているんだろうか(・Д・)?

心配でしたが、出かけてみることにしました。

3月でまだ寒いですが、念のため、テラス席があるお店をチョイスしました。

 

店内に入ると、賑やかな、特に女性のグループの声が響いてきましたが(;´д`)食器の当たる音、椅子を引く音なども響いて来ました。

つ、辛い、汗(>人<;)。

店内にいると、「キーーーーーン」Σ(゚д゚lll)と脳天に響いて来ます。耳鳴りも酷くなり、友人の声が聞こえなくなり、テラス席に移動して貰いました。

友達には、説明したけれど、10分の1も、この辛い状態は伝わっていないだろうなぁ、と思います。勿論自分も、この病気になるまでは、想像すらしていません。寒いテラス席でゴメンな、と言いつつ、元気は出ません。

 

聴覚過敏は、入院時より酷くなったみたいです。私の耳はどうなってるんだろう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)反射しやすい素材とか、響きやすい部屋の形とか、閉め切っているのも、関係しているように思います。とりあえず屋外へ避難すると、随分マシです。

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こういう状態を「聴覚過敏」というそうです。

聴覚過敏とは、感覚過敏のひとつであり、耳に入ってくる環境音に対して、不快感や苦痛をともなう状態を指します。

私の場合は、突発性難聴が原因なので、音の強弱を調整するシステムがうまく働いていない、という所に当てはまります。

耳の中の鼓膜のさらに奥に「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる部分があります。そこには、内有毛細胞という「音を電気信号に変換して脳に情報を送る細胞」があります。この細胞がうまく働かないと、音の強弱が調整されにくくなります。音の強さが少し強くなっただけなのに、音がものすごく大きくなって響くような感じがするときには、この内有毛細胞がうまく働いていないと考えることができます。このような現象は、補充現象と呼ばれます。

聴力が少しでも上がったら、この状態も、変わるでしょうか。有毛細胞さん、復活を望みます。どうぞ仮死状態でいて下さい。

 

騒がしい場所にいる程、耳鳴りが酷くなります。蝉が1匹から→20匹位に増えたりします。聞こえてくる音の大きさと、耳鳴りのボリュームは比例しているのでしょうか?

自宅だと、高音域の「ピー」とか「キーン」という音だけで、一定のボリュームなのですが、騒がしい所に行くと、蝉がどんどん増えて、大音量の酷い耳鳴りになります(゚д゚lll)そして一度大音量耳鳴りになると、なかなか収まってくれません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

◎このブログについて

このブログは日記を元に、突発性難聴を発症した時に遡って書いているのと、発症から約6ヶ月後の今、体験したり調べたり後悔していることを、併せて書いています。