突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症10日目】入院7日目、人の会話域

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今日も9時半から点滴です。

9時半までに自宅から、病院へ戻るように言われています。

今日はタクシーで、病院に戻りました。ドライバーさんに、誰かのお見舞いに行くの?

と聞かれて、自分が突発性難聴で入院中で、外泊しての帰りだと伝えると、驚かれましたが、見た目だけだとわかんないですよね。

 

点滴の量は2日おきに減っています。今日は、

水溶性プレドニン40mg
リプルキット注 1筒

13時から高気圧酸素治療 、6回目です。

昨日は治療がお休みだったので、技師さんを見ると、親戚に久しぶりに会ったような、嬉しい気持ちになりました(*´꒳`*)笑

治療再開、効果出て欲しい!

 

カプセルに入って、高気圧環境下になると、右耳の閉塞感が凄く楽になります。

気圧が上がって行くと、ピタッと密着して疎ましい閉塞感が、皮膚と皮膚が徐々に動いて、圧迫がなくなって行く感じ。

ほぁぁ耳が楽だぁ!!!(`・ω・´)!!!

この楽な状態が持続して欲しいけど、60分という短い時間のみで、気圧が下がると元に戻ってしまうんですよね。。自覚はないけど血行は良くなっているんでしょうか。

触ると、あいかわらず、耳周り、耳の中もむくんだような、ぶよぶよしています。このむくみが取れたら、治るかなぁ。

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突発性難聴は、堂本剛くんとか、浜崎あゆみさんとか、大友康平さんとか、音楽をやっている人に多いイメージで、まさか自分に起こるとは夢にも思っていませんでした。

突発性難聴は年間に3〜4万人が発症しているとか、3000人に1人程発症しているというデータが有り、決して珍しい病気ではなく、見た目ではわからないし、私も家族と、ごく親しい友人にしか言っていないのですが、探せば私の周りにもいるかもしれません。

 

母の友人の息子さんが、突発性難聴を去年発症されていて、仕事で海外にいたため、治療もままならず、今は60dB程で固定したようで、補聴器を購入された、と聞きました。

私もお世話になるかもしれないけれど、とりあえずは治療をがんばりたいと思います。

 

私のお仕事は、接客業なのですが、ペットロスから体調を崩し、お休みしていると同僚は思っています。このままの聴力だと、右から話しかけられても聞こえないので、即対応出来ない状況だし、転職も考えないといけないかなぁ、と悲しくなります。

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(↑オーティコン総合カタログより)

緑色の範囲が、人の会話域だそうです。

・人間の聞こえる周波数
20~20,000Hzとされています。

蝸牛の入り口にある、高い周波数を担当している、有毛細胞からダメージを受けて行くので、歳を経るにつれ、高い周波数が、聴こえにくくなって行きます。
小さい子供は30,000Hzやそれ以上まで聞こえるようです。

・普段の話し声(男性) 400~600Hz前後

下限は120~200Hz
上限は破裂音や「さしすせそ」などの摩擦音も含むなら、20,000Hzくらいまで出ています。

・普段の話し声(女性) 800~1000Hz前後

下限は200Hz~300Hz
上限は男性と同じで20,000Hzくらい。

日常生活上の音量表です。
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オージオグラムが、平均聴力40dBでも、250〜2000Hz辺りの聴力が30〜40dBに上がらないと、会話が聴こえないということですね。
回復している聴力範囲が、山型と、谷型であった場合、山型だと日常会話が聞き取れて、谷型だと聞き取れないということが起こり、平均聴力という基準では、一概には判断出来ませんね。

(´・ω・`)なるほどですね。

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私のオージオグラムですが、それ以前ではありますが、会話域が凹んでますね。

先生に伺っていると、

会話域が50dB位まで回復すれば、ゆっくり大きな声で話して貰えば聞こえるらしい

のですが(;´д`)

日常の生活に、もろに影響の出る会話域。

どうぞ回復して下さい。。