突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症6日目】入院3日目、高気圧酸素治療とは?

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今日も9時半から点滴2本
毎食後のお薬
  • メチコバール錠500μg 1錠
  • カルナクリンカプセル25 1錠
  • ランソプラゾールOD(15)1錠
13時から、高気圧酸素治療2回目の予定です。

 

昨日は、不安だったパニックもなく、何とか乗り切れたので、今日も問題なく出来ますように(´ー`)

 

昨日は、徹夜で突発性難聴について調べていたので、さすがに今日は眠りましたが、それでも夜中までネット検索をしていて、3時頃眠りに着きました。

 

私は横向きで眠ることが多く、聞こえない右耳が上になっている場合、朝食を持って来て貰った時の声がけも、同室の方々の生活音も聞こえず、点滴の時間に看護師さんに起こされ、時間を見てびっくりしている状態でした。

朝食を急いで食べて、点滴です。

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病院から戴いた資料によりますと‥

高気圧酸素治療とは?

血液の流れが悪くなり、体の細胞が酸素不足になった状態に、高濃度の酸素を送ることで、酸素不足になった細胞を回復させることが目的の治療になります。

私たちが呼吸をすると、肺に取り込まれた酸素は、血液中の酸素を運ぶ役割をしているヘモグロビンと結びつきます。

普段、ヘモグロビンは、ほとんど酸素で飽和しているので、高濃度の酸素を吸入しても、余分の酸素を運ぶことができないため、通常人は血液中の酸素を大幅に増やすことができません。

そこで体の周りの気圧を上げて血液中に直接溶け込む酸素を増量する方法を、高気圧酸素治療といいます。

 

体の周りの気圧を上げることで、血液には酸素が溶け込みやすくなり、普段より多くの酸素を細胞まで運べるようになります。

高気圧酸素治療では、透明な円筒型の装置の中で、2〜3気圧(水深10m程度)と、圧力を加えた濃度100% (普段は21%)の酸素を吸っていただきます。

という説明でした。

 

技士さんに伺うと、一酸化炭素中毒や潜水病、重度の感染症や血行障害などの治療として利用されているそうです。

ベッカム選手が骨折して、高気圧酸素治療を受けたことで、予定よりも早くピッチへ戻ることができた、というエピソードもあるそうです。

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13時からの高気圧酸素治療、昨日よりもフワフワ(浮動性)するめまいが、マシになっていて、必死で手摺につかまらなくても階段を降りることが出来ました。

 

昨日は治療中に、臨床工学技士さんがいなかったらと思い、それがパニックの引き金の一つでしたが、確認した所、ずっと横にいますよ( ^ω^ )との事で、安心しました。

 

今日は、カプセルに入り、高気圧の状態の時、閉塞感のヒドイ耳の中が、動いたように感じ、高気圧の間は、閉塞感がなくなっていることに気がつきました。

気圧を下げて行くと、また閉塞感は戻ってしまいました。

 

耳の閉塞感が、カプセルに入ると楽になるので、血行が良くなっているのかしら?と考えつつ、技士さんの存在を確認して、テレビを観たりしていたら、パニックは乗り切れる気がして来ました。