【発症5日目】入院2日目高気圧酸素治療
これから毎日、9時半から点滴をして、13時から高気圧酸素治療、というスケジュールです。
点滴は2本で、徐々に量を減らして行くそうです。
昨晩は、持って来たパソコンで、突発性難聴について調べていたら、眠れず徹夜になってしまい、看護師さんに、安静にしないといけないので、眠るようにして下さい、と言われてしまった。
昼食を済ませ、高気圧酸素治療専用の、綿100%のロングシャツのような服に着替えました。
綿以外は発火の恐れがあるそうです
(・・;)!何てオソロシイ。
看護師さんと、高気圧酸素治療カプセルが置いてある部屋へ移動しますが、少しめまいがあるので、階段の手摺につかまりながら降りました。
携帯も持って入れないので、調べ物も出来ないし、
パニックにならない為に、閉所に閉じこめられているという気をそらさなくてはいけません
( ゚д゚)
部屋は学校の教室より少し小さい位で、高気圧酸素治療カプセルが置いてあります。
果たして耐えられるか:;(∩´﹏`∩);:
パニックを起こせば、先生に中止と言われています。
部屋のカーテンが閉まっていたので、開けて外を見られるようにして貰い、臨床工学技士さんに、閉所恐怖症のパニック持ちで、ご迷惑をおかけするかもしれない旨を伝えました。
そして、
何と!テレビが観られるという事がわかりました!(*'▽'*)!
カプセルの横にテレビが有り、治療中はずっと観ていることが出来ます!少し気が楽になりました(・・;
ベッドに横になり、血圧と脈拍を測定してから、酸素マスクを付けて、いよいよ中に入ります。
シューという、酸素を供給する音が頭の上で鳴っています。
技士さん「15分程かけて、気圧を上げますね。」
スピーカーを通して声が聞こえます。呼出スイッチもあるので、マイクを通して会話も出来ます。
技士さん「今、気圧が上がりましたからね。このまま60分です。気分が悪くなったり、何かあれば呼んで下さい。」
とりあえずはテレビに集中!!
実際のテレビは、ノートパソコンくらいの画面サイズです^_^;
ワールドカップを観ていたらあっという間だったかもしれませんが、時間が、凄く長く感じるー(>人<;)
後半パニックの気配が来た!!
ガラスの存在は気のせい!!
深呼吸をして、大丈夫大丈夫大丈夫、空も見えてる!と言い聞かす。テレビを凝視しているけれど、振り向いて技士さんがいなかったら(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
パニックは、呼吸が浅いのも関係あると聞いたので、深呼吸を何度かしていたら、パニックの気配が収まって来た(>人<;)
この治療を続けたい!収まってくれ〜。
技士さん「15分かけて、気圧を下げますねー。」
ああ!あと15分、がんばろう(>人<;)
高気圧酸素治療カプセルの中は、凄く寒い。入った時より冷えている様だ。
長い90分が過ぎ、今日はパニックにならずに治療を受けられた(´;ω;`)
血圧と脈拍を再測定し、今日の治療は終了。
どんな感じかわかったので、明日からはもう少し落ち着いて、受けられると思う。
看護師さんのお迎えで、病室へ帰る。
先生が来てくれて、
パニック大丈夫やったみたいやね。じゃあ明日も頑張りましょう、と声がけいただく。
耳の聞こえは、変わらない。。
焦る気持ちと絶望的な気持ち、
呆然とした気持ち、いろいろ混ざる。
1人になると、泣けて来たけど、泣くと全てを諦めた心境になりそうだったので、我慢する。
病院にいて、時間がたっぷりあるのでネットで突発性難聴について、引き続きいろいろ調べることにする。