突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症5日目】入院2日目高気圧酸素治療

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これから毎日、9時半から点滴をして、13時から高気圧酸素治療、というスケジュールです。

点滴は2本で、徐々に量を減らして行くそうです。

 

昨晩は、持って来たパソコンで、突発性難聴について調べていたら、眠れず徹夜になってしまい、看護師さんに、安静にしないといけないので、眠るようにして下さい、と言われてしまった。

 

昼食を済ませ、高気圧酸素治療専用の、綿100%のロングシャツのような服に着替えました。

綿以外は発火の恐れがあるそうです
(・・;)!何てオソロシイ。

 

看護師さんと、高気圧酸素治療カプセルが置いてある部屋へ移動しますが、少しめまいがあるので、階段の手摺につかまりながら降りました。

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携帯も持って入れないので、調べ物も出来ないし、

パニックにならない為に、閉所に閉じこめられているという気をそらさなくてはいけません

( ゚д゚)

 

部屋は学校の教室より少し小さい位で、高気圧酸素治療カプセルが置いてあります。

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果たして耐えられるか:;(∩´﹏`∩);:

パニックを起こせば、先生に中止と言われています。

部屋のカーテンが閉まっていたので、開けて外を見られるようにして貰い、臨床工学技士さんに、閉所恐怖症のパニック持ちで、ご迷惑をおかけするかもしれない旨を伝えました。

 

そして、

何と!テレビが観られるという事がわかりました!(*'▽'*)!

カプセルの横にテレビが有り、治療中はずっと観ていることが出来ます!少し気が楽になりました(・・;

 

ベッドに横になり、血圧と脈拍を測定してから、酸素マスクを付けて、いよいよ中に入ります。

シューという、酸素を供給する音が頭の上で鳴っています。

技士さん「15分程かけて、気圧を上げますね。」

スピーカーを通して声が聞こえます。呼出スイッチもあるので、マイクを通して会話も出来ます。

技士さん「今、気圧が上がりましたからね。このまま60分です。気分が悪くなったり、何かあれば呼んで下さい。」

とりあえずはテレビに集中!!

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実際のテレビは、ノートパソコンくらいの画面サイズです^_^;

 

ワールドカップを観ていたらあっという間だったかもしれませんが、時間が、凄く長く感じるー(>人<;)

後半パニックの気配が来た!!

ガラスの存在は気のせい!!

深呼吸をして、大丈夫大丈夫大丈夫、空も見えてる!と言い聞かす。テレビを凝視しているけれど、振り向いて技士さんがいなかったら(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

パニックは、呼吸が浅いのも関係あると聞いたので、深呼吸を何度かしていたら、パニックの気配が収まって来た(>人<;)

この治療を続けたい!収まってくれ〜。

 

技士さん「15分かけて、気圧を下げますねー。」

ああ!あと15分、がんばろう(>人<;)

 

高気圧酸素治療カプセルの中は、凄く寒い。入った時より冷えている様だ。

長い90分が過ぎ、今日はパニックにならずに治療を受けられた(´;ω;`)

血圧と脈拍を再測定し、今日の治療は終了。

 

どんな感じかわかったので、明日からはもう少し落ち着いて、受けられると思う。

 

看護師さんのお迎えで、病室へ帰る。

先生が来てくれて、

パニック大丈夫やったみたいやね。じゃあ明日も頑張りましょう、と声がけいただく。

 

耳の聞こえは、変わらない。。

 

焦る気持ちと絶望的な気持ち、

呆然とした気持ち、いろいろ混ざる。

1人になると、泣けて来たけど、泣くと全てを諦めた心境になりそうだったので、我慢する。

病院にいて、時間がたっぷりあるのでネットで突発性難聴について、引き続きいろいろ調べることにする。