突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

入院1日目【発症4日目】

f:id:sasa-oto:20180714021911p:image

入院する部屋は、個室にするか迷いましたが、片耳が急に聞こえなくなり、不安感に悩まされそうだったので、4人部屋にしてもらいました。カーテンで仕切られている準個室という設定です。

 

音はすれども姿は見えません。でも気配はあります。知らない人でも、誰かいるだけで、安心出来ました。

お財布にも個室より優しいです( ^ω^ )

 

パジャマに着替えて、荷物の整理なども落ち着いた頃、診察室へ呼ばれました。

f:id:sasa-oto:20180714022319j:image

今後の治療についての説明がありました。

 

今日から、

【毎食後のお薬】

メチコバール錠500μg 1錠

カルナクリンカプセル25 1錠

ランソプラゾールOD(15)1錠

 

明日から

【午前中に点滴2本】

水溶性プレドニン100mg+リプルキット注 1筒

【高気圧酸素治療】

という内容で、進めて行くそうです。

 

高気圧酸素治療!

この設備のある、病院を選んで、期待して入院したけれど、突発性難聴についての情報ばかりを読んでいて、高気圧酸素治療については、詳しく調べていなかった私。


f:id:sasa-oto:20180624042818j:image

f:id:sasa-oto:20180624042821j:image

(画像はWikipediaさんからお借りしました。)

先生「閉所恐怖症あるって、聞いてるけど、高気圧酸素カプセルに入れないかもしれないよ?」

 

は?‥‥おんなじセリフMRIでも言われたよな

(`・ω・´)

 

いや待って、入れなかったら、この病院に入院した意味ないやん?汗

 

私「それは、どういう意味でしょうか?」

先生「体より何回りか大きいだけの、狭い入れ物に入るからね。パニックを起こしても15分は出られないよ!」

 

えええ?狭いの?

しかも出られないの?(全身の毛逆立つ)

ヤバい(>人<;)

パニックになって、狭い場所から出られなかったら、、冷や汗と動悸と呼吸困難と孤独感と死の恐怖と戦わねばならない(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

こっちだと無理かも(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

f:id:sasa-oto:20180714024017j:image

(画像はWikipediaさんからお借りしました。)

 

聞いてないよ〜

勝手に部屋だと思ってた〜

私「入りたいです‥。出来ることは、全部やりたいんです:(;゙゚'ω゚'):」

先生「無理違うかなぁ〜、かなり狭いよ( ̄(工) ̄)」

 

このやり取りを3回程繰り返し、

にらみ合いです。

 

先生、私をにらまないで下さい。必死なんです。責任問題とか、先生が責められる状況になるとか、ご心配かもしれないけど、やらせてくだせぃ←心の声

 

先生「うーん、困ったな。この前もパニックになった人いたからね。」

えっ、そうなの?

私「先生、実物見せて下さい(ToT)」

先生「‥‥わかりました。このあと、患者さんが出たら、見られるようにしますから、するかしないか決めて下さい。」

  •  
  •  
  •  
  •  

見せて貰ったら、こっちのタイプでした。

良かった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)出来るかも‥。

f:id:sasa-oto:20180624043412j:image

(画像はWikipediaさんからお借りしました)

 

先生「では、明日から始めますが、パニック起こしても15分は出られませんからね!!」

ダメ押しされました。

 

高気圧酸素カプセルの技師さんによると、流れとしては、

15分程かけて装置内の気圧を高めて、高気圧環境で60分過ごし、その後、また15分程かけて減圧します。準備も含め、約2時間程入って貰います。

ということでした。

昇圧と減圧に時間をかけるのは、気圧の変化による、身体への負担をなくすためで、急減圧すると、重大な副作用があるので、パニックになっても、15分は外へ出られません。

 

よくわかりました‥。

厄介だ!!閉所恐怖症のパニック持ちになってしまい、本当に自分が嫌になる。

とりあえずは、明日、パニックになりませんように(´༎ຶོρ༎ຶོ`)