突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症19日目】大学病院に行ってみたけれど‥

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◯都大学病院に初めて来ました。

大門未知子が歩いてそうなエントランスです。

ドクターXでも突発性難聴は、治せないんだよなぁ、とか考えながら初診受付へ。

 

凄い人数の人が待っています。

「紹介状も無いですし、初診で5,400円がかかります。大分待っていただくことになりますが、よろしいですか?」

と受付で確認されましたが、昨日予約センターに、電話で

「鼓室内ステロイド注射はされていますか?」

と問い合わせたら、

「治療内容までは予約センターではわかりません、一度おいで下さい。」

と言われてしまったので、仕方ないです。

「大丈夫です。」

と答えて覚悟して待つことに。

ひたすら待つ待つ待つ(_ _).。o○

 

2時間程待ってあと何人ですか?と聞いたらあと17人とのこと。お昼ご飯に行っていただいても構いません。1時間以上まだ待つと思います、と言われて、院内にある、カフェコーナーに移動。サンドイッチとカフェラテを注文しました。

カフェインも、突発性難聴には良くないと、どこかに書いてあったけれど、飲みたいし、ストレスも良くないので、カフェラテ飲んじゃうよ〜。

ゆっくり目にお昼を食べて、戻って更に待つ待つ。計4時間程待って、やっと診察、先生にたどり着く。

今までの治療内容や、入院期間など説明し、鼓室内ステロイド注射をしてみたいのですが、と伺ってみたら‥、しばしの沈黙。

先生「その情報はどこで聞かれました?」

私「2014年の論文を読みました。」

先生「う〜ん、そうですか。」

「今はやってないんですよ。」

「えぇ?((;゚Д゚))))」

耳を疑いました。

こんなに大きな病院でもやっていないんだ

ショックで力が抜けました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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望みをかけていた、治療法を、やっている病院を見つけられない。わざわざ来たのに、この仕打ち?と思いました。

こちらの病院で出来ると思っていたので、しばし放心状態。

入院先でしていた治療については

ステロイド点滴

ビタミン剤や血管拡張のお薬

高気圧酸素治療

共に、うちに入院しても同じ治療方法になりましたよ。これ以上出来る治療はありませんねぇ。

と言われてしまいました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

出来る治療はありません、かぁ⤵︎

4時間待って、少し診察してもらい、6,000円程払って、途方に暮れながら帰って来ました。

 

ただ、うちは高気圧酸素治療は、通院でも出来ます。

と言っていただいたので、通おうかと思ったのですが、先生が一言、

「急性期といえば急性期やけど、う〜んどうかなぁ。」

と言われましたので、えっもう効果ないの?もう遅いの?と思ってしまい、結論としては行かなかったのですが、後から後悔することになります。

急性期がいつ位までを言うのか、わかんなかったので、勝手にもう遅いと思ったのですが。。

 

アメリカの診療ガイドラインで、オプションでしたが、発症3ヶ月以内の高気圧酸素治療、というのを発症3ヶ月以上経ってから見つけました。今は通っておいたら良かったなぁと思っています(´-`).。oO
この時点で、その情報を持っていればなぁ、、本当情報は大切ですよね、特に時間との戦いの突発性難聴には。

 

先生方や、病院により感じることは、突発性難聴について、

  • 治療に興味があるかないか(すぐ命に関わらないし、治療法が無い。)
  • 知識量や、最新の治療法への関心の有無。
  • 病院によって、方針が違う。

ということでしょうか_φ( ̄ー ̄ )

 

明日は予約していた鍼灸院に行きます。

効けばいいなぁ。