突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症113日〜116日目】毛染めとめまいと突発性難聴

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   突発性難聴症候群は、人により原因は様々でしょうが、毛染めに使うカラーリング剤や、パーマ液などには、化学物質が含まれていて、

体や耳に何らかの影響があったかもしれません。

ですが、何の対策も、調べもせず、今まで来ています。

   接客業なので、身だしなみとして、白髪染めをしています。白髪も抜くだけでは追いつかなくなり(;ω;)ここ数年は、毎月の美容室でのカラーは欠かせません。20〜30代の頃は、黒髪が嫌で、軽く見えるカラーにしたり、クセもあるので、ストレートパーマや、デジタルパーマも定期的にかけていて、何やかんやと美容室に通っていました。

 

健聴な耳も心配だし、この機会に、身体への影響を、調べてみることにしました。

 

   白髪染めは、毎月のことだし、突発性難聴を発症してから、とりあえずすぐ、ヘナ染めに変えました(`・ω・´)

ヘナ染めに変えてから、頭皮がピリピリすることは、なくなりましたが、以前の白髪染めに比べると、上手く染まらなかったり、時間もかかったり、何よりも毎月のことなので、高価なのが、痛いです(。-∀-)価格は、2倍です(゚o゚;;突発性難聴の治療費もかかるし、出費がかさみます‥。

毛染め液も、耳鳴りを起こす一因

   耳鼻科医の、坂田英明先生の著書「あきらめないで!耳鳴りは1分でよくなる」の中に、毛染め液も、しつこい耳鳴りを起こす一因になる、と書かれていました。読み進めて行くと、驚く内容です。

あきらめないで! 耳鳴りは1分でよくなる (今注目の鼓室内注入療法)

あきらめないで! 耳鳴りは1分でよくなる (今注目の鼓室内注入療法)

 

⬇️抜粋します。

毛染め液の中には、鉄や銅などの鉱物質や、有害な化学物質が多く含まれます。 アニリン色素の誘導体も、その一つです。

アニリン頭皮から脳に染み込みやすく、排出されにくい特性を持っています。この毒物は脳に蓄積されやすいのです。

もっとも影響を受けやすいのは、前庭小脳という部位です。前庭小脳は、小脳の一部で、知覚、運動機能、平衡感覚をつかさどっています。その一部である前庭小脳には、耳や目の働きをコントロールする役目があります。ですからここがアニリン色素の誘導体に害されると、めまいや難聴だけでなく耳鳴りを起こしやすくなるのです。

毛染めを繰り返すほど、その害は、確実に蓄積されるのです。

と、と、頭皮から脳に染み込むって‥‥恐ろし過ぎますね( ;´Д`)しかも蓄積されたものは、排出されにくいという‥。

カラーリング剤には、アニリン色素誘導体以外にも、アレルギー反応を起こしたり、確実に強い影響のある物質が、多岐にわたり、使用されているようです。

髪染めをしている人全員が、耳鳴りになるわけではないですが、かぶれやすかったり、痛みや赤みが出る人は、何かに反応している、ということになります。そして髪染めを繰り返すことにより、体内に蓄積されるということなので、本当に注意が必要ですね。

体質には個人差があり、毛染め液にどう反応するかは、症状が出てからわかることですが、反応が出ている時点、もしくは酷い症状が出る前に気付いて、対策するのが理想的ではあります。出来てないんですけどね(;´Д`A

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注意する為に、具体的な名称を調べてみました。

   不器用なので、自分で髪染めは絶対無理で、失敗して後悔するなら、美容室に行く派です。自分で市販のカラーリング剤を選んだことはなく、成分表を見たことはありません。

髪染めが原因と思われる、不調に苦しんでいる方のブログや、化学染料に警笛を鳴らしている方のホームページや、美容師さんのブログなどから、目に入った名称を書き出してみます。

アレルゲンとなる染毛材の名前

  • パラフェニレンジアミン(PPD)→厚生省から注意喚起あり

  • パラトルエンジアミン(PTD)

  • 硫酸トルエン-2,5-ジアミン
  • ニトロパラフェニレンジアミン(ONPPD)

  • ラニトロオルトフェニレンジアミン

  • パラメトキシメタフェニレンジアミン

  • パラアミノフェノール(PAP)
  • メタアミノフェノール

  • 過酸化水素

  • ゾルシン

  • HC染料

  • タール系染料
  • パラベン
  • その他【〜アミン】【アミノ〜】など、名前の一部にアミン、アミノがつくものにはパラフェニレンジアミン(PPD)と同じ毒性があると言われています。名前が変わっていても、毒性は変わらずで、まぎらわしいですね。
多くのヘアカラーは、ジアミン成分に、酸化剤を加えて、酸化させることで、髪を染める色を発色させることが出来るようです。酸化剤には主に、過酸化水素が使用されています。

硫酸トルエン-2.5-ジアミンなどのジアミン成分 + 酸化剤の過酸化水素 の化学反応(酸化)で、髪を染める色素を作り出します。

ヘアカラーマスター検定なる資格もあり、出したい色により、配合する成分や量を変えるようです。

トルエン-2,5-ジアミン | ヘアカラーマスター検定協会

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ドラッグストアに見に行ってみました。なるほど、確かに載っていますね(・ω・`)

ジアミンについては、厚生労働省消費者庁からの注意喚起が出ていました(平成27年10月23日発表)

⬇️毛染めによる皮膚障害

概要で14ページ(閲覧注意の画像があります。)

https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_008/pdf/8_houkoku_gaiyou.pdf

本文で81ページあります。

https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_008/pdf/8_houkoku.pdf

一般的なヘアカラー(酸化染毛剤)だけでなく、プロが使うカラー剤にも、基本的にジアミンは含まれているようです。

思っていた以上に、毒性、影響が強かったです。私の前庭小脳には、毒性物質が蓄積されているんでしょうね(;´д`)突発性難聴発症の原因は、血流かと思っていましたが、総合して突発性難聴の原因になり得たのかもしれません。

引き続き調べてみようと思います。

   

発症113日目 治療お休み

発症114日目 治療お休み

大阪府北部地震

電車のダイヤが乱れ、余震もあり、治療はお休みしました。

発症115日目 治療お休み

地震の影響で、治療お休みしました。ペインクリニックは大丈夫で、通常通りの治療をされています。

発症116日目上頸神経節ブロック注射54本目
 治療を再開しました。