【発症33日目】水飲み療法、隠れ脱水
今日は、上頸神経節ブロック注射4回目です。鍼灸院は、お休みしました。
健聴な左耳と比べ、突発性難聴を発症した右耳は、触ると外も中もブヨブヨしています(。-_-。)左耳に比べ、右耳は何故にこんなにむくんでしまったのでしょう?
いや、多分見た目ではわからないのでしょうが、耳に指を突っ込んで、マッサージしていると、そう感じます。聴こえない右耳側は、麻痺しているのか、触っても感覚はありません。
耳の閉塞感は、このブヨブヨのむくみから来ているのでしょうか?
見た目はそんなに変わらなくても、それでもやっぱり、健聴な左耳とは様子が違うのです。
調べていたら、
回転性めまいの原因は、内耳に水分が溜まりすぎること、健康な時も、内耳にはリンパ液が満ちている、
ということがわかりました。
耳のブヨブヨは、リンパ液や内耳の水分が、関係しているのかも?入院時、酷いめまいはなかったので、内リンパ液を減らす利尿剤や循環改善薬は処方されませんでした。
NHKの「きょうの健康」という番組の「めまい徹底解説、メニエール病と突発性難聴」の回から、メニエール病の治療の1つに、十分な水を摂取する「水分摂取療法」があると紹介されていました。↓
メニエール病は薬と生活習慣の改善で治療しよう | NHK健康チャンネル
jstageからも、そのような論文が無いか、調べてみました。
北里大学医学部・新世紀医療開発センター・ 先端医療開発部門・神経耳科学、長沼英明准教授 の「水分摂取療法」の治療方法についてです。↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jser/72/4/72_259/_pdf
【抜粋】
水分摂取量は、塩分,カフェインの少ないものを飲水するように指導する。女性では,約1.5~2 l/ day,男性では,約 2~2.5 l/day となり,いかにして継続して確実に水分をとれるかを前向きに考えるよう患者を説得することも重要である。
内耳の血液循環を改善することで、良い治療成績が出て、女性1.5~2リットル、男性2~2.5リットル、の水分を毎日飲むことで、メニエール病の症状が改善、122人を対象にした調査では、めまいを1回も起こさなくなった人は95%にのぼったそうです。
水分を取ることで、内耳の血液循環を改善出来るのなら、がんばって飲もうと思います。
※水分摂取療法の注意点
多量の水分摂取は心臓と腎臓に病気があるとダメージを与えるので、心臓と腎臓が健康であることが大前提。治療開始前には心臓と腎臓の検査を慎重に行い、心不全や腎不全がないか検査してから始めます。
体液の濃度や水分量の調節など、24 時間休み なく、体内の水分管理に働いているのが腎臓です。 水の摂り過ぎは腎臓に負担をかけてしまい、むくみの原因にもなるので、適量を心がけ ましょう。
カフェインと塩分が入っていない水分を、一日の中で分散して飲む。お茶や コーヒー、アルコール類には利尿作用があり、代謝時に水分を消費するので、飲み過ぎるとかえって体内から水分が排泄されてしまいます。
NHKの「美と若さの新常識〜カラダのヒミツ〜」という番組を観ていましたら、
『侮るなかれ! “美の源泉”水の実力』
というテーマで、放送されていました。
水の取り方についてもわかりやすく説明されていました。1日8回に分けて飲みます。
侮るなかれ! “美の源泉”水の実力 | 美と若さの新常識~カラダのヒミツ~|NHKブログ
薬のように、時間を決めて飲むと続けやすいと
すすめていました。具体的には
- 起床後
- 朝食時
- 10時ごろのお茶の時間
- 昼食時
- 15時ごろのお茶の時間
- 夕食時
- お風呂の前後
- 寝る前
にコップ1杯、1日8回の水分補給を、毎日欠かさずに行います。大事な原則は、喉が渇いていなくても、時間を決めて飲むこと。
この8回摂っていても、それ以外で喉が渇いた時は、もちろんなるべく意識して飲み、こまめに少しずつ水分を補給することが大切なのだそうです。
突発性難聴になってから愛用しています。メーカーにより、生臭いペットボトルのお水もありますよね。今はもっぱらピュアの森愛用中です(o^^o)
黒豆茶です。香ばしくて透明な味でおススメです。こちらは突発性難聴を発症する前から愛用していて、ノンカフェインなのでちょうど良かったです。飽きません。栄養価が高く、女性に嬉しい成分も沢山含んでいるので、飲んだ後は黒豆ご飯にして食べてます♪
今は、上頸神経節ブロック注射をしていて、血行を良くするお薬を止めています。病院からのお薬で飲んでいるのは、ビタミンBのみです。
この水分摂取療法で、耳のブヨブヨが治まり、聴力も上がるといいなと思います(*´-`)
水分摂取療法のメリットは、心臓、腎臓に異常がなければ、体への害がなく、ほかの病気の予防にもなるそうです。
◎このブログについて
このブログは日記を元に、突発性難聴を発症した時に遡って書いているのと、発症から約6ヶ月後の今、体験したり調べたり後悔していることを、併せて書いています。