【発症18日目】鼓室内ステロイド注射って‥?
鼓室内ステロイド注射
入院先の病院の先生には、副作用や後遺症が残るかもしれないし、うちではしていませんと断られた鼓室内ステロイド注射。
病院を探しますが、迷います。
後遺症(・・;)‥‥この治療法は諦めた方が良いのかな。。?
私の住んでいる地域でやっている病院はないのかな?
※鼓室内ステロイド注射とは、耳の鼓膜に注射針を刺し、その奥にある「鼓室」にステロイドの注射薬を注入することで、鼓室のさらに奥にある「内耳」と呼ばれる部位に薬効を届かせ、耳鳴りを緩和させる治療法。
(画像は日本耳鼻咽喉科学会宮城県地方部会HPよりお借りしました。)
絵を見ているだけで、コワイですね。
とりあえず、耳鼻科で有名な病院を友人や家族に聞いてみたり、検索して、出てきた病院に問い合わせてみる。
耳鼻科で有名な◯阪警察病院、◯阪労災病院、うちではやっていません、とのこと⤵︎
病院を探すのが、本当ひと苦労。
ひたすらネット検索しても、なかなか有用かな?と思う情報に辿りつけない。あっという間に時間が過ぎてしまう。
肩こりが余計に酷くなりそう(;´д`)
jstageを見ていたら京◯大学病院の2014年の治験結果を見つけました。効果が出た患者さんもいらしたみたいなので、電話で問い合わせてみました。
予約センターの方では治療内容迄はわからないので、とりあえず一度おいで下さいと言われました。
予約無しだと1日かかるよねきっと‥。
そして、入院した病院の先生に申し訳ない気がして、紹介状を書いて欲しいと言えません。
初診料5,400円かかるけれど、仕方ないので、直接行くことにしました。
【参考】jstageで見つけました。
急性感音難聴の新しい治療戦略(2016)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/119/7/119_937/_pdf
抜粋しました↓
- 内耳へのステロイド局所投与,いわゆる鼓室内投与の 治療効果に関して相次いで報告されている。
- ステロイド鼓室内投与は ステロイド全身投与と比較して全身投与と同等の効果があることが示された。
-
アメリカで 提案された突発性難聴のガイドラインでは,ステロイド全身投与の無効例に対して,ステロイド鼓室内投与が考慮されるべきであると記載されている。
- 鼓室内投与をど のような症例に行うべきか,投与のタイミングなどにつ いては検討の余地がある。
鼓室内ステロイド注射‥。
違う論文でも、ステロイド全身投与が無効だった場合、ステロイド鼓室内投与も考慮すべき、と書いてありましたし、ひとまず、明日、京◯大学病院に行ってみることにしました。
(2020年7月10日追記)⬇️
鼓室内ステロイド注射は、内耳細胞,主として有毛細胞の保護効果を期待する治療法です。
有毛細胞の保護が目的の治療ですので、発症後、時間が経ち、聴力が固定している場合は、治療対象から外れてしまいます。私も発症後数ヶ月経ってから病院へ問い合わせたので、断られてしまいました。発症して、早い段階で病院を見つけなければなりません。