今日の通院は土曜日なので、通勤ラッシュの時間帯でも、幾分混雑はマシです。昨日よりも早く座ることも出来ました。月曜日は、10時半の予約が取れたので、ラッシュの電車に乗らなくて済みます。良かった〜(。-_-。)
上頸神経節ブロック注射11本目を終え、午前診のみなので、ペインクリニックの最寄駅から今回は、2駅間歩くことにしました。アプリによると、3.3キロ45分です。三寒四温の温かい日なので、歩くのも気持ち良さそうです。血行も良くなるように、のんびり帰ります。
往復の電車の中では、ドビュッシーの「月の光」を聴いています。難聴には、モーツァルトや、バッハが勧められているのを見ますが、色々クラッシックを聞いてみて、自分にはドビュッシーが耳に楽で聴きやすかったです。「亜麻色の髪の乙女」とか「夢」とかも好きです。ご自分の耳に合う曲が見つかると良いですね。
「月の光」'Clair de Lune'ドビュッシー作曲(弦楽合奏編曲版) - YouTube
ピアノの音は響いて辛いので、弦楽合奏の音源のものです。とはいえ、右耳はほとんど聞こえていないので、右耳に合わせると大音量になってしまい、電車の中での音漏れ必至です。iPhoneのイヤホンのバランスを、右耳最大にして、ギリギリ聞こえるボリュームで、途切れ途切れの音を聴いています。
突発性難聴の治療法のひとつに、音楽療法がありますが、電車の移動時間が長いので。自己流でやっています。
音楽療法
正常な耳に耳栓をします。聞こえにくい方の耳で毎日6時間、ヘッドホンから音楽を聞きます。
音楽を用いた新しい突発性難聴の治療法 ― 脳の可塑性に基づいた新しいリハビリテーション療法。突発性難聴発症後、弱った耳を積極的に活用することで聞こえを改善させる。 - 生理学研究所
抜粋します、
ヒトの体の機能は使用されないと衰えてしまうため、聞こえにくい耳を保護するのではなく、むしろ積極的に使用し、耳や脳の神経活動を活性化させることで聞こえを回復させます。安価で安全な突発性難聴治療方法として注目されています。
ステロイド治療にプラスして、音楽療法もされていた患者さんの治療成績は、良かったそうです。私が入院中にはこの情報に、たどり着いていないので、今更ですがやっています。
突発性難聴になると片耳が聞こえにくくなるため、正常な耳ばかりを使い、難聴の耳は使わなくなってしまいます。そうすると、難聴の耳から入力を受けている脳の部位も活動を低下させてしまい、脳は使われないとその機能がどんどん衰えます。
(´⊙ω⊙`)この文章は、とても気になりますね。
急に聞こえなくなった影響なのか、気のせいなのか、何だか頭がボーッとして、言いたい単語がすぐに出てこなくなったような‥アノ人がアレ持ってきてくれたよ、とか(;▽;)気のせい?
脳の神経活動では、発症後すぐに音響療法を始めれば、健康な人の脳活動の左右差とほぼ同等になることが分かりました。
頭がボーッとするのも、突発性難聴のせいなのでしょうか?休職しているせいなのか?わかりません。聞こえないなりに、右耳にも音を聞かせています。難聴になると認知症のリスクが高くなる、という報告も、厚生労働省から発表されていますよね。
聞こえない耳でも聴くことで、脳と耳、双方の情報伝達が改善し、脳が再構築するそうです。
聞こえが悪くなった耳を積極的に活用するリハビリテーション療法で、聴力がより回復し、約3カ月で、健常人と同様の脳活動の左右差が認められるようになった。
脳の音が伝わる部署に、音が届かなくなると、その部署がお休みをして、新たな担当部署を作ったり、お休みしていた部署に戻したり、対応してくれるんですね。約3ヶ月で戻ったんですね(・・;)自分はどうなんだろう?1ヶ月は右耳聴力スケールアウトしていたので、脳の担当部署も、あれ?最近音伝わってこぉへんなぁ?お休みするか、となっていたでしょう。
人間の脳には
●可塑性【環境に応じて最適の処理システムを作り上げる】
があり、また何かの影響で変異が起きても、
●可逆的【一旦進んだものや、変化したものを、元の状態に戻すことができる性質や機能】
に元に戻ることがある。
ということが、2011年頃からわかってきたそうです。
気持ち的に、励まされました(´;Д;`)!
頭がボーッとするのも不安だし、治って欲しいし、聴力も戻って欲しいものです。