突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症28日目】初めての上頸神経節ブロック注射

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やっと2日経ちました!

今日は、初めての上頸神経節ブロック注射の日です。

ペインクリニックには、沢山の患者さんが待合室にいて、待っている間、痛みの治療に来る人がこんなにいるんだなぁ、と思いながら、ひょっとして、この中に突発性難聴で、治療を受けに来ている人もいるのかなぁと、ぼんやり考えていました。

 

治療室は広く、診察室でよく見かける、コンパクトなベッド(診察台)がズラリと並んでいます。それぞれ小さなスペースに分けられていて、隣同士、適度に見えない、高さ1メートル30センチ程の高さの壁で仕切られています。ベッドは10台近くあるでしょうか。

通路を歩いて案内される間、ちらっと見えたのは、横になって休んでいる人や、壁にもたれて休んでいる人々。

 

奥の方へ通され、

「聞こえない耳は右側でしたね?では、右を上にして、横になって下さい。」

と言われ、横向きに寝て、待機です。

先生は、ベッドからベッドへ、注射をするのに忙しく移動されています。

先生を待っている間、看護師さんから、

注射をしたあと、首周辺が痺れてくること、喉が痺れたり、声がかれたりすること、その状態は1時間ほどで元に戻ること、と説明を受けました。

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看護師さんが、私のいる診察台横に、エコーの機器をセットされ、続いて先生が来られました。

「注射をしている時間は1分くらいなので、その間は動かないようにして下さい。」

先生は、エコーで首元の画像を見ながら、注射針を入れる場所を確認し、注意深く注射をされている様子でした。

私は首元は、もちろん見えないので、ひたすら息をころして、終わるのを待つ、という状態です。

針を刺す時はチクッとしますが、その後は痛い程ではありませんでした。採血の方が痛いですね。


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この画像も瞳を閉じてくれているとまだ良いのですが、、何となく上頸神経節ブロック注射を打つ場所がわかりますでしょうか。

注射後は、横になったまま、5分ほど指で押さえて止血(流血していませんが。)し、その後も引き続き15分ほど休みます。

注射前に通路から見た、静かに寝たり、壁にもたれて休んでいる患者さんは、この状態だったのですね。

しばらくすると、注射をした側の、首や耳周辺が、痺れて来ました。歯医者さんの麻酔は歯周辺ですが、首や耳周辺に麻酔が効いている感じです。身体が重くなり、起き上がれません。喉も痺れて来て、息が出来なくなる?と一瞬パニックになりかけましたが、痺れているだけで、呼吸は問題なかったので、気持ちを落ち着かせました。
ベッドに寝転んで15分ほど休んでいると、看護師さんが来て、大丈夫だったら起きてみましょうとの指示があり、起き上がり、座って壁にもたれた状態で10分ほど休んでいると、立って歩ける状態になりました。

注射

寝転んだまま15分〜20分(体は重い感じ、起き上がれません。)

起き上がり壁にもたれて10分〜15分(引き続き体は重い感じ。)

トータルで30分前後休んでいると、歩けるようになりました。

注射から起き上がるまで30分ほどで、その後物理療法に移動し、病院にいる時間は、合わせると1時間ほどでした。

 

先生からは「しばらく、様子を見ながら、通って下さい。」とのことでした。

効く人には、すぐにでも効果が出ると聞いていましたが、今日は、何の変化もないようです(T_T)

1時間半かけて、帰宅ですε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

ペインクリニックへ治療に訪れる患者さんの痛みの症状は‥

腰痛(腰椎椎間関節症・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛等)、肩こり・首のこり、頚椎症、頚腕症候群、帯状疱疹後神経痛帯状疱疹ヘルペス、肩関節周囲炎・四十肩・五十肩、膝痛・変形性膝関節症、顔の痛み・三叉神経痛、頭痛・偏頭痛・群発性頭痛、自律神経失調症・冷え症、花粉症などのアレルギー疾患等々

突発性難聴になるまで、ペインクリニックの存在を知らなかったのですが、多岐に渡り、治療をされているのですね。

 

◎このブログについて

このブログは日記を元に、突発性難聴を発症した時に遡って書いているのと、発症から約6ヶ月後の今、体験したり調べたり後悔していることを、併せて書いています。