突発性難聴治療記 戦う?お耳さま、私の場合

2018年2月に発症。治療法が確立されていない突発性難聴。迷ってばかりの治療記です。

【発症26日目】ペインクリニックへ

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今日の予定、午前中は鍼灸院3回目、午後からは、やっと探し当てたペインクリニックへ、診察に行きます。上頸神経節ブロック注射を受けるためです。

 

退院してからの外出や移動は、常に車で、仕事も休職中で、割と静かな環境で過ごしていましたが、突発性難聴を発症してから、今回初めて電車に乗ります。ペインクリニックまでの乗車時間、約1時間。

1週間前に、友達とお茶に行った時『聴覚過敏』の症状が出て、カフェの店内にいられませんでした。賑やかなグループの声や、子供の叫び声、食器の当たる音などが頭の中に響き、辛くてテラス席に移動したのですが‥今回は電車なので、すぐに降りられません(・・;)

1時間電車に乗るので、車内アナウンスや、電車の走行音、沢山の人の声、聴覚過敏の症状が出ないか心配です。念のため、14時台の、大人も子供も少なそうな時間帯の電車に、乗ることにしました。

恐々電車に乗りましたが、音が頭に響くこと無く、途中下車せずに、無事目的の駅まで乗る事が出来ました。小さな子供には出会いませんでしたが、1週間の間に、いつの間にか聴力過敏は治まりつつあるようです。゚(゚´ω`゚)゚。ほっ

 

ペインクリニックに到着すると、待合室は、左右2つに分かれ、20人くらいは座れそうな広さでした。心療内科も併設されていて、理学療法士さんもいらして、リハビリテーションの部屋も奥にあるようでした。

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長く待つことなく、すぐに診察室に呼ばれました。優しそうな先生です。

発症から今日までの状況を説明しました。

上頸神経節ブロック注射をすると、聴力があがる人は、割とすぐ反応があるそうです。
こちらの、ペインクリニックに辿り着くのに時間がかかり、発症して約4週間も経ってしまいました。
時間が経ち過ぎてしまったという悲しみと、焦りと不安で、先生からの説明の途中で、涙が出て来ましたが、これからがんばって行きましょう、と言って頂き、遅いかもしれないけれど、片道1時間半だけれど、東京よりは近いし、がんばって通うしかないと思いました。

 

今飲んでいるお薬についても聞かれました。

今飲んでいるのは、入院していた病院から出ているお薬、

の2種類です。あとはサプリメントを数種類ですが‥サプリメントは大丈夫なんやけど‥

「カルナクリンカプセルを飲んでいたら、今日は上頸神経節ブロック注射は出来ないね。」

「え(´⊙ω⊙`)?」

せ、先生、今何と???

せ、先生、今何と???

何でやねん⁉︎

がんばりましょう、ってさっき言って下さいましたよね?あたし何しに来たん、ええええ?(T_T)

私の理解ですと、カルナクリンカプセルは、血の巡りを良くするお薬で、上頸神経節ブロック注射をした時に、万が一注射針で血管を傷つけた場合、首の中に血液が漏れ、血が止まりにくいので、呼吸困難など重篤な事態が起こる可能性がある為、カルナクリンカプセルの効果が弱まる2日後まで、注射は出来ません、と(T_T)
  • カルナクリンカプセル
手足や脳の血管をひろげて、血液の流れをよくする働きがあります。
目の網膜の血液の流れが悪くなって起こる症状を改善する働きがあります。
頭痛、めまい、しびれなどの症状を改善するお薬です。

確かに血管を広げて血流をよくする、とお薬手帳に書いてあります(T_T)

 

やっと辿り着いたのに、2日後なのぉぉ?

(ーー;)

悲しくなります。

ゴネてみたけどダメでした苦笑。ですよね。看護師さんに慰められ、

2日後に上頸神経節ブロック注射をすることになりました(T_T)益々時間が経ちますね。

カルナクリンカプセルは、夕食後の分から飲んではいけません。それはそれで不安ですが(>人<;)